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治療を受ける前の知識

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うつ病と間違わないために

躁うつ病は精神的にハイになる日々が3日〜1週間ほどの間続き、そしてその後はうつ状態の期間が続く病気です。そのため、うつ状態の時に心療内科や精神科の医師に相談をするとうつだと誤診されてしまう場合も少なくないと言われています。病院での診療を受ける前にはできるだけ家族が、簡単でも良いので躁うつ病とうつ病との違いを把握しておいて、できるだけ困った症状を詳しく説明できると伝わりやすくなります。多くの精神病の治療改善のためには家族との連携が必要不可欠です。信頼できる人間関係が、躁うつ病などの多くの精神病治療にとっては大切な事で、これは病院へと診療する時に心掛けておきたい大切なポイントのひとつです。医師も中長期的に一人の患者さんと接し続けてその患者さんの症状を把握するといった事はできないため、できるだけその患者さんの病状に詳しい家族の人がサポートする事で治療改善の近道になるのは言うまでもありません。これはうつ病かもしれない、躁うつ病かもしれないと感じた場合には、どういった点がうつ病かもしれないと感じたのか、または躁うつ病だと感じたのかを病院での診療の際に医師に伝える事が大切です。自分の言葉でもいいので、できるだけ詳しく伝える事で、躁うつ病を患った患者さんの症状改善に繋がりやすくなります。多くの精神病は患者さんの気持ちを周りの人からわかってもらう事で、改善に繋がりやすくなるとも言われています。患者さんの気持ちを分かってあげる事は様々な点においてメリットがあるとも言えるでしょう。

症状に気がつかない事も

躁うつ病は症状が分かりずらい精神病のひとつでもあると言われます。一見すると普通の人のようである場合も多いため、病院などで受診しても躁うつ病だとわからずに、そのまま症状に気がつかず一生涯を終える人もいます。症状がわかりにくい理由は大きく分けて二つあり、一つは一見するとハイの時には普通の人のように振る舞っている事が多いため、普通の人と見分けがつかない事が多いのです。もう一つはうつ状態の時の、うつ病との誤診であると考えられます。ハイの時には自己顕示欲が強くなり、友達や周囲の人たちから認められたいが為に無理をしてグループの代表に立候補したり、お金持ちだと見られたいために一時的に洋服をたくさん買い込み過ぎるなどという症状が多いためです。これらは普通の人や、少しわがままな人であれば一般的に誰でもやりがちな行動でもあると言えるでしょう。しかし躁うつ病の場合は周囲から指摘を受けても改善されずに何度も同じような問題行動を繰り返してしまう事があります。周囲の人は理不尽なお金の支払いを要求されたり、嘘をつかれて怒らせてしまった人に謝らせられたりといった対応を迫られるため、疲れ切ってしまいます。こういった悪循環が躁うつ病の患者さんの自信を大きく奪ってしまうため、再び自信を取り戻すために無理な買い物をしてしまったり、自分を大きく見せようとしてしまうのです。何度も繰り返されてしまうと家族でさえも止めることができず、自分が精神病を患っていることに気がつかないまま苦しい思いを続けなければならなくなります。これは躁うつ病かもしれないと感じた時には、できるだけ早めに医師に相談する事が大切です。